Message代表からのメッセージ
私たちは、これまで培ってきた流通加工・OEM受託生産・倉庫保管発送のノウハウに、AIやデジタル技術を掛け合わせることで、お客様により速く、より正確に、より低いコストで価値を届けられる会社を目指しています。
現場では、作業手順を動画とQRコードで共有する仕組みづくりや、納品書・仕様書処理へのAI活用を進めています。
こうした一つひとつの取り組みは、ミスを減らし、納期を縮め、その成果をお客様により良い形で還元していくためのものです。
当社は現在、YouTubeチャンネルで会社の取り組みを発信しており、今後はこうしたデジタル活用の様子についても、YouTubeやInstagramを通じてお伝えしていきます。
会社を大きく、そしてグローバルに成長させていくために、これからも一歩ずつ、デジタル技術を味方につけた経営を進めてまいります。
代表取締役 斎藤 亮介
Vision私たちが目指すデジタル変革の方向性
当社が属する物流・流通業界は、これまで紙や人手作業に依存する場面が多く残る一方で、近年はデジタル技術を活用した業務効率化の動きが着実に広がっています。
当社は、こうした変化を事業継続と成長の両面における重要な機会と捉え、デジタル技術の積極的な導入を進めています。
特に、AIを活用した作業動画の制作や従業員教育の分野においては、同業他社に先んじた取り組みができていると考えています。
このような認識のもと、当社は「デジタル技術を積極的に活用しながら、これまで以上に正確でスピーディーなサービスを提供し、お客様から選ばれ続ける会社であり続けること」を経営ビジョンとして掲げています。
将来的には、この取り組みを土台として事業規模を拡大し、グローバルに事業を展開する企業へと成長していくことを目指しています。
このビジョンの実現に向け、当社は従来の労働集約型の受託生産モデルから、デジタル技術によって品質・スピード・コストの三点を同時に高める、高付加価値なビジネスモデルへと段階的に転換を図っていきます。
DX StrategyDX戦略

Strategy 01現場変革とデータ活用の取り組み
当社は、経営ビジョンの実現に向けて、業務プロセスそのものを見直す2つの柱でDX戦略を推進しています。第一に、現場作業の標準化・効率化です。倉庫内での内職作業や加工作業の手順を動画で撮影し、AIを用いて字幕付与・データ圧縮処理を行った上で、QRコードを通じてスタッフがいつでもスマートフォン等から作業手順を確認・振り返りできる仕組みを構築しています。これにより、作業品質のばらつき抑制と教育負担の軽減を図ります。第二に、納品書・仕様書処理業務の自動化です。従来、人手で行っていた確認・転記作業にAIと自動化技術を導入することで、処理スピードを高めるとともにヒューマンエラーを削減し、その効果を納期短縮とコスト低減という形でお客様に還元していきます。今後は、従業員向けeラーニングの導入(今期開始予定)や資格取得支援の拡充と合わせて、これらの取り組みを段階的に広げていく計画です。当社は、これらの取り組みで得られるデータ(作業動画データ、納品書・仕様書データ)をGoogle Cloud Platform上に蓄積し、AIによる分析を行うことで、業務品質のさらなる向上とお客様サービスの改善につなげていきます。具体的には、作業動画データを分析して手順のばらつきや改善点を可視化するほか、納品書・仕様書データの処理履歴を分析し、ミスの発生傾向を把握して未然防止に役立てていきます。

Strategy 02DX推進体制と人材育成
当社では、現時点で専任のDX推進部門は設置していませんが、副社長が推進責任者としてリーダーシップを取り、関連する各部署と連携しながら戦略を進める体制を取っています。今後、取り組みの拡大に応じて、推進体制の明確化・強化を実施していきます。人材育成については、今期より従業員向けのeラーニングを導入し、デジタル技術やAI活用に関する基礎知識の習得を進めます。また、関連資格の取得についても会社として積極的に支援していく方針です。前述の作業手順動画×QRコードの仕組みも、現場スタッフが自ら学び、振り返られる教育インフラの一つとして位置づけています。これらの取り組みを通じて、現場から経営層まで一体となってデジタル活用を推進できる組織づくりを進めてまいります。

Strategy 03DXを支えるITシステム環境の整備
当社は、DX戦略を支えるIT環境の整備を段階的に進めています。まず、社内の情報共有・コミュニケーション基盤としてGoogle Workspaceを導入済みです。今後は、これに加えてGoogle Cloud Platformの活用を進め、現場から得られる作業動画データや納品書・仕様書データを蓄積し、AIによる分析基盤として整備していく計画です。ITツールの選定にあたっては、既に導入実績のあるGoogleのサービスを優先的に活用し、現場からのリアルタイムデータを集約・活用できる環境を整えていく方針です。現状の課題として、人事労務領域では複数のシステムに同じデータを重複して入力する必要があること、また既存ツールを十分に使いこなせていないことが挙げられます。当社はこの課題の解消に向けて、ツールの統合・整理と従業員教育の両面から改善を進めていきます。また、業務においては、基幹システムの本稼働と、現場からのリアルタイムなデータ活用の強化が今後の重要な課題であると認識しており、優先的に取り組んでいきます。また、パート社員を含む一定の従業員に有料版のGeminiを付与し、日常業務における文書作成や情報整理などでのAI活用を推進しています。これにより、現場から管理部門まで幅広い業務でのデジタル技術活用を進めています。労務管理の分野でも、これまで紙とExcelで行っていたシフト管理業務について、AIを活用したシフト管理サービスを導入し、自動化を進めています。これにより、管理業務の負担軽減と、現場スタッフの就労環境の改善を図っています。当社は、これらのIT環境整備を通じて、データに基づいた業務改善のサイクルを社内に根付かせていくことを目指しています。
IndexDX戦略の達成度を測る指標
当社は、DX戦略の進捗と効果を把握するため、以下の指標を目標として掲げています。
- 納品書・仕様書処理におけるミスの発生率を、3年後を目途に現状比50%削減することを目指します。
- 納品書・仕様書処理の自動化により、平均処理リードタイムを3年後を目途に現状比20%短縮することを目指します。
- AIシフト管理の導入により、シフト作成にかかる時間を3年後を目途に現状比80%削減することを目指します。
- AIシフトによる労働時間の可視化・最適化を通じて、全部署において36協定の範囲内での労働時間管理を徹底する体制を構築し、遵守率100%の維持を目指します。
- 作業手順の動画×QRコード化により、内職スタッフが新しい作業を習得するまでの期間を3年後を目途に現状比30%短縮することを目指します。
サイバーセキュリティに関する対策の的確な策定及び実施

